
こんにちは
不動産お悩み相談室です。
今回は【不動産を売却したいけど売却できない】の
占有者がいる不動産は売れない?のお話です。

それでは、占有者とは?
不動産での占有者とは賃貸人等ですね。アパート・マンション等の家賃を払って住んでいる人は占有者です。又、最近では少なくなってきましたが競売物件に不法に住み続ける者(占有屋)も占有者です。
家賃・地代を払っている正当な占有者も不法な占有者も同じ占有者となります。
では、「占有者がいる不動産は売却ができないのか?」という疑問ですが、
結論から申し上げます。売却できます。
オーナーチェンジで売却しているワンルームマンションは賃料を払っている賃借人が占有している不動産です。
このような物件では賃借人がいる方が売却しやすい場合もあります。
しかし、占有者によっては売却しにくい場合もあります。
以前、売却のご相談を頂いた物件のお話です。
数年前、ご自宅を任意売却をしたいとご相談を頂きました。
ご家族構成は、70歳代のご夫婦と40歳代後半の息子さんお二人の4人家族でした。
ご夫婦からお話を伺うと、
「他社で任意売却をお願いしていたが途中で断られた」
との事でした。断りの理由を尋ねると
「息子さん2人から、任意売却に対する妨害行為や金銭の請求があるので任意売却はできない」
と言われたそうです。
ここで???です。同居している家族から妨害行為?金銭の請求?
原因は家族間でのトラブルがあり家を売却するなら金銭を要求しようと思ったようです。
しかし、自宅は任意売却での売却しか方法はなくお金は手元に残るはずもなく借金だけが残ってしまう状況です…
それでも、40歳代後半の息子さんお二人は金銭を要求してきたのです。
ご相談を受けた以上は、息子さん達を説得しようと思い面談をしましたが何を言いたいか理解をするのが難しく
「自分達の条件が通らなければ退去しない。使用貸借の権利を主張する」の一点張りでした。40代後半の大人が・・・。
唯一分かったのは「お金に困っている」という事だけでした。
このような物件では、エンドユーザーへの売却は不可能でしたので不動産買取業者に相談して買取りを検討して頂き法律事務所と退去方法の打合せを重ねて数ケ月の時間を要して任意売却を成功させました。
今回のご相談者は、このようなトラブルを抱えている方々に慣れているはずの任意売却専門を掲げている不動産会社に依頼しましたが断られてしまいました。
このような不法占有者がいる不動産の売却はスムーズに進めることは困難です。
経験・知識・各分野の専門家の協力がないと解決することはできません。
不動産を売却したいが家賃滞納をしている占有者・退去を拒む占有者等の不法占有者で困っている方はご相談下さい。
1人で悩まず、不動産お悩み相談室にご相談下さい。きっと良い解決方法が見つかります。
不動産のお悩み相談は「不動産お悩み相談室」にお任せください。
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