
こんにちは
不動産お悩み相談室です
今回は「売れない不動産 売却価格」のお話です。
インターネット・折込チラシ・ポスティング等のありとあらゆる広告宣伝方法を駆使しても中々売れない不動産があります。
誤解してほしくないのですが、絶対に「売れない不動産」ではありません。「売却しにくい」が適切かもしれません。
現在、インターネットが普及していますので情報が氾濫しています。
不動産の相場はその地域にお住まいの方、又はその地域で不動産を探している方のほうが不動産会社の営業マンより詳しいなんて事もあるかもしれません。
そんな世の中で、不動産の売却価格が明らかに高い物件は売れません。
最寄駅から近く(徒歩5分以内位)で少々高いかなと思われる物件でしたら可能性はありますが、地域にもよりますが多少高いと全く反響等が無くなります。
とはいえ、不動産を高く売却しなければならない事情がある場合多くあります。
相場よりも高く売却しなければならい事情は様々です。
住宅ローンの残債務
住み替える為に少しでも現金を手元に残したい
バブルの頃の不動産相場が頭から離れない?
その他・・・
インターネットで「不動産 高く売却」と検索すると不動産一括査定サイトのページで高く売却できる方法(コツ?)が掲載されていますね。
人は自分に都合良い事を優先的に信じてしまいます。
占い・おみくじもそうですよね。良い結果が出れば手放しで喜び、悪い結果が出れば前向きに捉える。
「不動産が相場より500万円も高く売却できた!!」
なんて見てしまうと
「自分も高く売却できるかも!!」
と思ってしまうのは当然です。
しかし、客観的に物事を見ることができる状況ですと、ちょっと違和感を感じませんか?
自分自身が売却する側ではなく購入する側でしたら500万円高く買います?
価値観の違いだとしたらで500万円高く買う人は少数ですよね。
インターネットで調べればすぐに相場よりも高い事が分かりますよね。
以前、知り合いの大手建設会社の営業Tさん(以下、Tさん)と食事した時、こんな話をしていました。
Tさん「いや~、ちょっと前まで物件が売れなくて困ってたんですよ~」
私 「今は売れてるんですか?」
Tさん「やっと売れ始めました。売れない時は大変でしたよ。社内のピリピリムードが。」
私 「大手は大変だよね」
Tさん「各営業が情報を集めて毎週エリア会議ですよ。あ~でもない、こ~でもない、って」
私 「会議のおかげで売れた訳じゃないでしょ(笑)」
Tさん「当たり前ですよ。会議なんて意味ないですよ(笑)売れ始めた理由は本社の責任者が「売れない理由は物件が高いからだろ!価格下げろ!」の鶴の一声ですよ」
私 「それ早く言ってよ~!!って感じでしょ(笑)」
Tさん「ですよね~(笑)」
私も修業時代に上司から「売れない不動産」は無いと言われました。売れないのは価格が高いのが大きな要因で価格を下げれば売れる、と教わりました。売却期間が長期になっている不動産は価格の見直しが必要になります。
不動産の相場は数ケ月もすればガラリと変わるものです。
不動産の売却査定を相見積りして一番高い査定価格だからという理由で売却を依頼した方で半年以上売却できなくて困っている場合は担当の営業マンに売れない理由を確認した方が良いと思います。
いつかは売却できるだろうと思っていると大変なことが起きますよ。
不動産に限らず情報・商品は新鮮さが大事です。新鮮味が無くなっ商品(物件)は価格の見直しが必要という事です。
査定価格通りに早く売却できる場合は高い査定ではなく現実的な査定価格です。
現在、売却を依頼している営業マンと信頼関係が築けているならば所有者自ら「価格を下げて早く売却しよう」と提案してみて下さい。
それでも売却できないのであれば、ご相談下さい。不動産のセカンドオピニオンが必要なのかもしれません。
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