
こんにちは
不動産お悩み相談室です。
今回は「不動産仲介と不動産買取 どちらが得?」のお話です。
最近は不動産の買取りをする不動産会社が多くなったように感じますね。
私が不動産業の免許を取得した時は3年間の(黒字の)決算書を銀行に提出して融資の審査をしたような記憶があります。
買取りをする為に3年間は仲介で必死に売り上げを上げて黒字にして4年目に初めてマンションの買取りをしましたが、私の性格には向いていませんでしたね。元々、お金を借りる事が好きではなく、返さないでもいいなら借りますけど・・・(笑)
今は開業1年目から不動産の買取りができるようになったみたいで多くの不動産会社が買取りをするようになったようですね。
それでは、不動産仲介と不動産買取りの違いを説明しましょう。
不動産仲介は宅建業の免許を取得した不動産会社が売主と買主との間に入り売買又は賃貸の契約締結を取りまとめて引き渡しまでの手続き等をする事です。
そして、成功報酬として仲介手数料をちょっと簡略しすぎですかね(笑)
分かりやすいのがテレビコマーシャル等で流れている大手不動産会社は仲介がメインです。
不動産買取りに関しては、不動産買取会社が買主として売買契約締結をして直接買い取ることです。
よく耳にするのが、
「不動産買取は相場よりも安く買い叩かれる」
ですね。
この相場というのは一般のユーザーが購入するであろう不動産価格という事なんです。
不動産買取りを利用する時には相応の理由がある事が多くあります。
◆早く売却しなければならないので相場で売却する時間がない
相場通りに売却するには時間が掛ることがあります。住み替えで購入物件が決まったので急いで売却するには相場では間に合わないので不動産買取を利用します。
◆不動産の状態が悪く費用を掛けなければ相場では売却できない
不動産の室内・外観の状態が悪いと相場価格での売却は難しいです。
例えば、相場価格で売却するにはゴミ屋敷状態になっていて多額の処分費用とリフォーム費用が掛かると所有者には負担になります。そのような場合も不動産買取を利用すれば多額の費用を用意する負担がなくなりリスクもなくなります。
◆不動産の規模が大きすぎて手を加えないと相場で売却できない
売却する不動産の規模が大きすぎて多額の費用と長期間の工事等が必要な場合は所有者に負担が掛かります。開発許可が必要な土地の場合、道路を入れて上下水等の設備を整える造成工事が必要になる場合があります。一般の所有者には負担とリスクが大きくなります。
その他、様々な理由で不動産買取を利用しなければならない時はあります。
それでは不動産買取を選択した方が良い場合は
こんな感じですかね
・時間や手間を掛けずに不動産を現金化したい
・売却時に費用を掛けたくない
・売却する事を知られたくない
その他
不動産仲介での売却の方が良い場合は
・時間に余裕がある
・高めで売却しないと抵当権が抹消できない
・売却価格が高い事が最優先
他にもあるでしょうけど、このような理由がありますかね。
それではお題の不動産仲介と不動産買取のどちらが得かという事ですが、得とか損とかはないと思います(苦笑)
不動産の所有者によって売却するタイミング・理由等は様々です。
その所有者に適している売却方法は仲介での売却か不動産買取での売却かは相談をしている不動産会社からの提案を聞いて納得した方法が最適だと思います。
それには信頼のおける不動産会社の営業マンと出会う事が最重要だと思います。
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