
こんにちは
不動産お悩み相談室です。
今回は「不動産の相場 お土地」のお話です。
売地の売却を依頼されて販売をしているとハウスメーカーの営業さんから問合せを頂く事が多くなります。
土地から探すお客様の「お土地」を探すために不動産会社にハウスメーカーの営業さんが問い合せをしてきます。因みに「お土地」とはハウスメーカーの営業マンはお客様に対して土地の事をそう呼びます。
問合せをしてくる営業マンはお客様の要望通りの土地を探そうと一生懸命になっているのが伝わってきます。
しかし、その要望が不動産屋の立場で聞いていると
「そんな土地あったらイイな~」
みたいな土地を必死になって探しているのが殆どです。
例えば、敷地30坪で坪単価70~80万円の地域で70坪以上の整形地で3,000万円の土地を探すなんて無理ですよ。
無理って言っちゃったらダメですね。極めて難しいですよ。
不動産会社がそのような土地の売却依頼を受けたら自社で買取するか買取会社に買ってもらうかの方がビジネスとして成立しやすいですから、ポータルサイトに掲載されることはありません。
買取った会社はその土地を分割して商品として販売しますので、70坪の土地が35坪の二つの坪単価70~80万円の売地になります。
漁業や農業と同じです。魚は漁師さんから漁業組合へ、そして市場に流通され一般の小売業が仕入れて販売するのと同じです。
でも、仕方ないんですよね。ハウスメーカーの営業マンは建物が専門で各地域の土地相場・流通事情まで把握するのは難しい事ですから。
私が販売もしていた時は、お客様には
「土地(戸建等不動産全般)を購入するにあたって、購入条件を10項目上げて上位の3項目が物件に当てはまったら買うべき」
とお話していました。その3項目は人によって違いますけどね。無い物を探しても見つかる可能性は極めて低いですからね。
お客様によっては
「たった3項目で?買うべき?」
びっくりする方もいました。
しかし、その位に条件を絞らなければ肝心な条件を外して購入してしまったり、又は一生涯不動産を買えない人になるかですよ。
最低でも、この位の話をする事ができなければ相場価格無視の「あったらイイな~」の土地を探し続けなければなりませんよ。
そして、お客様に適した物件を紹介する「家を売る営業マン」ではなくなり、お客様に適した物件を紹介できないばかりかお客様が家を買えなくなる「不幸を売る営業マン」になってしまいますよ。
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