住宅ローンの中途半端な繰上げ返済はご用心?

こんにちは

 

不動産お悩み相談室です。

 

今回は「住宅ローンの中途半端な繰上げ返済はご用心?」のお話です。

 

皆さんは、住宅ローンを組む時に不動産・ハウスメーカーの営業マンに繰上げ返済について質問はしましたか?

 

そして、営業マンはどんな回答をしましたか?

 

住宅ローンの繰上げ返済は一般的には可能な限り実行したほうがよいと勧められると思います。

 

私が同じような質問があったら

 

余裕があれば繰上げ返済したほうがいいのかな」

 

程度の回答ですかね。

 

以前のご相談者でこのような方がいらっしゃいました。

 

ご相談者  「リストラにあって住宅ローンが払えなくなったので任意売却で自宅を処分したいんですけど」

 

私     「そうですか・・・。銀行と話をして任意売却の準備をしましょう。その前に住宅ローンの残債務を確認させてください」

 

ご相談者  「年末に銀行から送られてくるハガキでいいですか?どうぞ」

 

私     「ずいぶんと借入額が少ないですね?」

築年数・謄本の抵当権設定額と残債務を見比べると物凄く残債務が減っていました。

 

ご相談者  「そうなんですよ。元々、借金が嫌いなので早く完済しようと思って繰上げ返済を頑張ったんですけど・・・」

 

ご相談者は借金が大嫌いで、期間軽減で繰上げ返済をしていて預貯金を使い果たした時にリストラになって無職・無収入になり返済が不可能になってしまいました。

 

繰上げ返済した半分でも預貯金として残しておけば、リストラという困難に乗り越えられて住宅ローンの返済も継続できたかしれませんが 

 

月々の返済ができなくなれば、その次は一括返済を求めてくるの金融機関です。

 

「既に、数百万円の繰上げ返済しているから一括返済は勘弁してくれませんか?」

 

と言っても返済不能で期限の利益の喪失となれば一括返済を求められます。

 

今は、超が付くほどの低金利です。昔のような総返済額が倍になってしまうような金利ではありません。

 

住宅ローンの返済も計画的に行わなければなりませんが、繰上げ返済も計画的に行って万が一の時の預貯金(現金)を残すことも考えなければいけません。

 

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