
こんにちは
不動産お悩み相談室です。
今回は「査定価格と成約価格」のお話です。
不動産の売却相談を頂くと
「●●円で買ったから●●円で売りたい」
「バブルの頃は●●●円だったよ」
こんな会話がよくあります。
そんな話をしながら査定価格を提示すると、
「他社は●●●円高い査定価格だった」
「もっと高く売却できないの?」
と言われます。
この会話の中で大切な事が抜けています。分かります?
成約価格です。現在、売れるであろう相場価格のお話がありません。
売れる価格が分かれば苦労しないよ!
ですよね。当然ですよね。
高い査定価格を提示して満足して頂けるなら、いくらでも高い査定価格を提示しますが
売却できなければ高い査定価格でも意味がありませんからね。
最近、媒介契約を締結するために頑張った感のある高めの価格設定の物件がレインズに登録されてますね。
媒介と取ればこっちのモンだ!!
価格を下げれば売れるだろう
と思って、
最初は高めに売り出しましょう
なんて、提案したら売れなくてエライこっちゃ!
て感じですかね。
私も経験あります(苦笑)。厳しいんですよね!!
昔と違い、今はインターネットで不動産情報・相場が誰でも分かる時代ですので
相場より高い価格で情報公開をしても見向きもされません。
問い合わせがあっても値引き交渉ばかりです。
1カ月もすれば物件自体に新鮮味が無くなり多少の価格変更でも売れない状態に陥ります。
この新鮮味が大事です。
スーパーの鮮魚売場でも売れなくなった商品は20%引きでは売れず30%引きでも売れず
半額になった瞬間に売れますよね。
新鮮味がない不動産情報も同じで半額にはなりませんが、
適性価格の底値までいってから売れます。
地域・時期によっては3カ月もすればチョットしたキッカケで相場価格は変わります。
そして、その売れた価格が相場価格なんです。
成約価格=相場価格
当初の査定価格よりも
500万円さがっても
1000万円下がっても
成約価格=相場価格なんですよね。
同じ成約価格でも
時間を掛けて価格変更を繰り返して、精神的にも疲弊して
やっと売れた価格
納得した提案を受けて早期に売却した価格
どちらを選ぶかは所有者である
貴方次第です。
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