
こんにちは
不動産お悩み相談室です。
今回は「住宅ローンで不動産投資?大丈夫?」のお話です。
昨年から住宅ローンでマンション等を購入して投資用不動産として貸し出す事が問題になっていますね。
単刀直入に
これって駄目ですよ!!契約違反です。
住宅ローンは基本的に所有者が居住する事を条件に低金利で融資が受けられる金融商品です。
住宅ローンの融資実行前の金銭消費貸借契約には融資条件に変更があったり不正があった場合には期限の利益を喪失して残債務の一括返済を求めると記載されています。
この融資条件・不正には賃貸目的としての不動産購入・虚偽の申込も含まれます。
現在、ほとんどの住宅ローンは1%を切る超低金利の赤字商品です。
住宅ローンは貸し倒れのリスクが少ない事と債務者が万が一の時でも団体信用生命保険で回収できる事で低金利で融資をしているのであって、債務者が収益を得るという目的での融資となると金融機関は話が違うとなって全額一括返済で回収という事になります。
金融機関の肩を持つわけではありませんが、この低金利の住宅ローンを不正利用して収益を得ようという事は借入先の金融機関にとっては堪ったもんじゃないんですよ。
なので、全額一括返済となるのです。数千万円払えます?一括ですよ。
収益不動産を住宅ローンを不正利用して購入する時の不動産業者(詐欺師です)は
「大丈夫、大丈夫ですよ」
「ちゃんと返済していれば問題にない」
と言って不動産を売買契約・住宅ローンの金銭消費貸借契約の手続きを進めます。
しかし、実際に問題が起きれば不動産業者は何もしてくれなくて、一括返済を求められて大変な思いをするのは住宅ローンを不正利用して不動産を購入した債務者です。
表立って問題になっているのは住宅金融支援機構のフラット35を不正利用ですが、一般の金融機関の住宅ローンを不正利用していて金融機関から連絡があったというご相談も頂いております。
問題の当事者である債務者が誠意ある対応をしなければ一括返済を即時求めると聞きました。
誠意ある対応とは
「売却をして返済するから少し時間をください」
と申し出る事です。
もしも、住宅ローンを不正利用して投資物件を購入して対応を悩んでいる方は
法的措置が必要な場合には法律事務所とのサポート体制を整えておりますのでお早めにご相談下さい。
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