【任意売却 コンサルタント】リースバックは誰でも利用できる?

こんにちは

 

不動産お悩み相談室です。

 

今回は「【任意売却コンサルタント】リースバックは誰でも利用できる?」のお話です。

 

最近、お問合せの内容で多くあるのがリースバックのご相談です。

 

今、テレビでもコマーシャルでリースバックの事を宣伝しているせいか一般的になり

 

誰でも簡単に利用できてる手法なのかと思われがちですが

 

単刀直入に申し上げますと

 

リースバックは難しいですよ

 

勘違いしないで頂きたいのが、テクニックとして難しいのではなく

 

ご相談者がリースバックをしてからの生活を考えたら難しい・簡単ではない事です。

 

一般的なサラリーマンが収入が減って金利1~2%の住宅ローンの返済が厳しくなった時に

 

「生活環境を変えたくない」

 

「子供の学校の関係」

 

その他

 

という理由で売却した後にも住み続けたいと希望する気持ちは痛いほど理解できます。

 

でも、冷静に考えなければならない事がリースバックには多く潜んでいます。

リースバックを成功させるには利回りがポイントになります。

 

購入者は投資目的で不動産を購入するのであってボランティア目的ではありません。

 

仮に購入価格が2000万円であれば、購入者は一般的に利回りを8~10%としてます。

 

利回り8~10%から家賃収入を計算すると年間家賃収入は160~200万円を設定しますので月の家賃は13~16万円になります。

 

住宅ローンを低金利時に3000万円を融資期間35年で借入していても月々9万円くらいの返済ですから、住宅ローンの返済よりも負担が大きくなる事が確実です。

 

私の考えるリースバックは、その不動産自体を使用できなくなる事によって大きなデメリット生じる場合です。

 

例えば、工場・事務所又は住居も兼ねている自営業者が、その不動産を失う事によって仕事・生活の糧を失ってしまうような場合に一時的に不動産を売却する事によって資金繰りが良くなり仕事・生活が安定するような時にリースバックを利用すべきです。

 

一般的なサラリーマンがリストラ・倒産等が原因で収入減になった事によりリースバックを利用する事は、更に状況を悪化する確定的です。

何故、不動産業者はリースバックを大々的に誰もが利用できると錯覚するかのような宣伝をするのでしょうか?

 

答えは、おとり広告です。

 

収入減によって住宅ローンの返済ができなくなった人々は、家庭崩壊・離婚等の危機に晒されます。そのような危機的状況から逃れるために藁をもすがる思いでリースバックを希望します。

 

しかし、結局はリースバックを利用出来ない事を明確に伝えずに半ば強引に任意売却を進める、又は不利な条件でリースバックの契約をして結果的に破綻して退去せざるを得ないというケースもあります。

 

リースバックは、必ずしも成功するといった解決方法ではありません。

 

相談先を間違えると夢のような話から一転して手に負えないようなひどい状況になりがちです。

 

夢のような話よりも現実的な話をして明確な解決方法を一緒になって進めてくれる相談先を見つけて下さい。

 

悩んでいても解決策は見つからず時間ばかりが過ぎて問題解決には至りません。

 

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